114A17
臨床 小児科 激割れ
2か月の乳児。新生児聴覚スクリーニングで精密検査が必要となり、両親とともに来院した。家族の呼びかけや周囲の音への反応はほとんどない。身長・体重は月齢相当である。外耳道と鼓膜とに異常を認めない。側頭骨CTでは中耳・内耳に異常を認めない。聴性脳幹反応〈ABR〉は両耳とも無反応である。耳音響放射〈OAE〉では、両耳で低中音部に残存聴力が確認された。
医師から両親への説明として適切なのはどれか。
a 「機能性難聴です」
b 「補聴器装用を開始しましょう」
c 「副腎皮質ステロイドで治療します」
d 「人工内耳埋込み術をすぐに予定します」
e 「1歳6か月児健康診査まで様子をみてください」

  • a: 6%
  • b: 40%
  • c: 3%
  • d: 46%
  • e: 5%
  • 正解:d
ベストなるほど
さん2020/02/08 13:43:04
両耳で低中音部に残存聴力が確認される場合に有効な処置はなんでしょうか。
国試マイスタさん2020/02/08 20:41:44
" 1回の他覚的聴力検査で、人工内耳の適応は決めません。この症例では、低音部に聴覚が残存しており補聴器による補聴効果を見ます。他覚的聴力検査で聴力の改善の有無も見ます。また、乳幼児の人工内耳挿入は1歳半からが適応になっています。

a 他覚的聴力検査ですので機能性難聴は診断できます。2ヶ月の乳児に機能性難聴は存在しません。
c 先天性難聴あるいは聴覚の発達障害を考えますので、治療はせず成長過程を見ます。
d 適応年齢に達していない。1回の検査では手術を決めません。
e 1歳6ヶ月まで待たずに、補聴器による補聴効果や聴覚の発達状況を観察します。補聴器の効果が見られなければ、人工内耳への準備をして始めます。"
その他の質問
匿名希望さん2020/02/14 18:25:57
私はdを答えとして選んでしまいました。
年齢的に適応外となる手術が禁忌として扱われた年はなかったような気がするのですが、実際のところどうなのでしょうか。
匿名希望さん2020/02/11 17:45:26
eが禁忌に選ばれることは可能性としてどのくらいあるでしょう?
minkoreさん2020/02/13 09:07:45
気になるところかと思います。

そもそもですが、禁忌肢は基本的に致命的あるいは特定の機能を失わせるようなものです。

こちらの症例では元から悪く、無治療でも悪化していくとは考えにくいですから、これだけで禁忌肢とするのは難しいのではないかと思われます。

いかがでしょうか。
匿名希望さん2020/02/11 00:01:34
おつかれさまです。
選択肢eを選んでしまったのですが、これが禁忌になる可能性はあるでしょうか?
匿名希望さん2020/02/11 09:08:13
dはどうでしょうか?