113F48
総論
臨床
免疫・アレルギー性疾患
割れ問
正答率:54%
70歳の女性。胸背部痛のため救急車で搬入された。自宅で家事中に突然、胸背部痛を訴え、その後意識が低下したため夫が救急車を要請した。健診で血圧が高いと指摘されたことがある。ADLは自立しており、発症前の状態はいつもと変わりなかった。搬入時、意識レベルはJCSⅢ-100。心拍数 100/分、整。上肢の血圧は計測不能。下肢の血圧は 70mmHg (触診)。呼吸数 30/分。 SpO₂計測不能。頸静脈の怒張を認める。橈骨動脈は両側とも微弱にしか触知しないが、両側頸動脈と両側大腿動脈は触知する。胸部聴診で Ⅰ音とⅡ音が減弱している。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢に網状皮斑を認める。
最も優先される検査はどれか。
a 下肢静脈超音波検査
b 心エコー検査
c 胸椎 MRI
d 頭部 CT
e 胸部 CT

- a: 1%
- b: 54%
- c: 0%
- d: 0%
- e: 44%
- 正解:b