113E46
必修 必修臨床 循環器疾患 激割れ 正答率:52%
72歳の男性。左下肢痛を主訴に来院した。
現病歴: 2年前から500m程度歩行すると両側下腿に疼痛が出現し、1か月前からは100m程度の歩行で両側下腿の疼痛を自覚するようになった。しばらく立ち止まってじっとしていると疼痛は軽快するが、足先に冷感としびれが残っていた。昨日、急に左足趾尖の安静時疼痛が出現し、我慢できなくなったため受診した。
既往歴: 15年前から高血圧症と脂質異常症のため医療機関にかかっていた。投薬を受けていた時期もあるが、60歳の退職後は受診が滞っていた。
生活歴: 妻と2人暮らし。摂食、排泄および更衣は自立している。喫煙は20本/日を43年間。飲酒は機会飲酒。
現症: 意識は清明。身長168cm、体重75kg。体温36.3℃。脈拍76/分、整。血圧156/88mmHg (右上肢)。呼吸数20/分。SpO₂98 % (room air)。頸部と胸腹部に血管雑音を聴取しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。右足に色調変化はないが、左足は暗赤色に変色している。右の後脛骨動脈は触知するが、左では触知しない。
外来で足関節上腕血圧比〈ABI〉を測定するために四肢の収縮期血圧を測定した。
この患者の測定値と考えられるのはどれか。

  • a: 0%
  • b: 2%
  • c: 44%
  • d: 0%
  • e: 52%
  • 正解:e
ベストなるほど
パンダうさぎさん2019/02/10 22:08:54
cですかね?
pon1さん2019/02/16 20:32:20
短距離の歩行で足の痛みや痺れがきて、立ち止まるとよくなる…という症状を間欠性跛行といいます。
間欠性跛行を認める疾患には閉塞性動脈硬化症があり、下肢の血管の狭窄、閉塞があり、十分な血流が末梢までいかなくなってしまう疾患です。

問題文を読むと、「右の後脛骨動脈は触知するが、左では触知しない」とあるので左足の血圧が低いと考えられます。上肢の血圧には差はないため、答えはcです。