113D11
各論 一般 神経疾患 割れ問 正答率:18%
多発性硬化症との鑑別上、視神経脊髄炎を疑うべき所見はどれか。
a 視力の低下
b 血清の抗核抗体陽性
c 脳脊髄液の細胞数増多
d 末梢神経伝導速度の低下
e 頭部MRIの側脳室周囲病変

  • a: 26%
  • b: 39%
  • c: 18%
  • d: 8%
  • e: 3%
  • 正解:c
ベストなるほど
非会員さん2019/02/10 23:22:53
視神経脊髄炎って他の自己免疫疾患合併しませんでした?それでbにしたんですけど。
nanoさん2019/02/11 17:14:56
×a. 視力低下
 - NMOは両側視神経炎、MSは視神経の脱髄で両方起こる
×b. 抗核抗体
 - NMOは抗アクアポリン4抗体陽性になるが、
 抗核抗体は上昇しない。
○c. 髄液細胞増多
 - NMOにみられ、MSに見られない。
×d. 末梢神経伝導速度 低下
 - 中枢神経の病変を作るためどちらにも起こらない。
×e. 側脳室周囲病変
 - MSに特徴的な所見。

視神経脊髄炎 (NMO)
好発:30代後半女性(女性優位性90%)
主要病変:両側視神経炎、急性横断性脊髄炎
重篤度:しばしば重篤
脳MRI:病変なし、or MSと異なる(広汎白質、視床下部、延髄中心管など)
脊髄MRI:中心部(灰白質)に3椎体以上の長さ
髄液:細胞増多しばしば、オリゴクローナルバンド(-)
壊死変化強い、グリオーシス乏しい、血管壁肥厚・硝子様変化強い

多発性硬化症
好発:20代後半女性(女性優位性60%)
主要病変:中枢神経、散在性
重篤度:あまり重篤でない
脳MRI:脳室周囲が多い
脊髄MRI:周辺部(白質)に2椎体以下の長さ
髄液:細胞増多まれ、オリゴクローナルバンド(+)
炎症性脱髄変化、グリオーシス強い、血管壁肥厚・硝子様変化ない

※グリオーシスとは
炎症で増加したアストロサイトが、再髄鞘化、グリア繊維増殖を促進する現象
その他の質問
忍者ハットリ君さん2019/02/10 14:11:07
多発性硬化症でも視力低下しますよね?