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各論 臨床 内分泌疾患 微割れ 正答率:40%
前夜から12時間絶食して早朝空腹時に採血した検査で、総コレステロール250mg/dL、トリグリセリド120mg/dL、HDLコレステロール80mg/dLであった。Friedewaldの式を用いてLDLコレステロール値の推測値を求めよ。
 ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、少数第1位を四捨五入すること。

  • 50: 4%
  • 110: 5%
  • 130: 12%
  • 146: 39%
  • 170: 19%
  • 正解:146
ベストなるほど
忍者ハットリ君さん2019/02/09 13:36:01
Friedewaldの式って何ですか?
pon1さん2019/02/17 16:22:50
血清中のLDL-C値を求める方法としてFriedewald推定式(F式)から算出する計算法があります。
F式:LDL-C=TC-HDL-C-TG/5


 この計算式は、血清中にカイロミクロンが存在しない場合やIII型高脂血症を除いて、血清のTGのほとんどがVLDLに存在し、そのコレステロールとTGの比がほぼ1:5であるという仮定に基づいています。そのため、食後採血やI型、V型高脂血症などカイロミクロンを含む場合は使用できません。III型高脂血症ではVLDLのコレステロールとTG比が変わるため、偽高値となります。また、TGが高くなるにつれてVLDLやカイロミクロンのコレステロール含有量がTGの1/5よりも少なくなることから、計算式で求めたLDL-C値は実際より低くなります。よって、F式が適用できるのはTGが400mg/dL未満とされています。しかし、TGが200mg/dLを超えるあたりからだんだん誤差が大きくなります。