113A63
各論 臨床 婦人科 割れ問 正答率:54%
40歳の初妊婦(1 妊 0産)。尿糖が陽性であったため、自宅近くの産科診療所から紹介され受診した。現在、妊娠 30 週。家族歴、既往歴に特記すべきことはない。身長 160cm 、体重 62 kg( 妊娠前体重 55kg) 。体温36.7 ℃。脈拍 88/ 分、整。血圧110/80 mmHg。経ログルコース負荷試験〈75gOGTT 〉:負荷前値: 90 mg/dL 、 1 時間値: 190 mg/dL 、 2時間値: 160 mg/dL 。HbA1c 5.4 %(基準 4.6~6.2) 。
適切な対応はどれか。
a 対応は不要である。
b 食事は 4~6分割食を推奨する。
c 食後 2時間の血糖値 150 mg/dL を目標とする。
d 1日 の摂取エネルギーを 1,200 kcal に制限する。
e 食事療法が無効な場合は経口血糖降下薬を用いる。

  • a: 5%
  • b: 54%
  • c: 37%
  • d: 1%
  • e: 0%
  • 正解:b
ベストなるほど
パンダうさぎさん2019/02/09 14:48:57
なぜcなのですか?
pon1さん2019/02/17 15:55:34
日本産科婦人科学会では、すべての妊婦さんを対象に妊娠初期・中期に妊娠糖尿病のスクリーニング検査の実施を推奨しています。スクリーニング検査で陽性となった妊婦さんに対し、75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)を行い、(1)空腹時血糖値≧92mg/dL (2)1時間値≧180mg/dL (3)2時間値≧153mg/dLの1つでも満たした場合、妊娠糖尿病と診断されます。

治療の基本は食事療法です。
血糖値は、食前100mg/dL未満、食後2時間120mg/dL未満を目標に管理します。妊娠中は、空腹時の血糖値が低く、食後の血糖値が高くなりやすいという特徴があるため、食後の急激な血糖値の上昇をさけるために、1日の食事量を4~6回に分ける「分食」を行う場合もあります。

答えはb