112A43
各論 臨床 産科 割れ問 正答率:36%
38歳の女性。不妊を主訴に来院した。4年前に結婚し挙児を希望しているが、妊娠はしていない。6か月前に子宮卵管造影検査を受けたが、異常はなかった。5年前から月経痛があり、1年前から月経中に市販の鎮痛薬を服用している。月経周期は38~90日、不整。持続は5日間。過多月経はない。身長164cm、体重54kg。体温36.8℃。脈拍68/分、整。血圧110/56mmHg。腹部は平坦、軟。内診では、子宮は前傾後屈で正常大、可動性不良。 Douglas窩に有痛性の硬結を触知する。右卵巣に有痛性の嚢胞を触知する。経腟超音波検査では右卵巣嚢胞の内部エコーは均一である。左卵巣に異常を認めない。右卵巣の経腟超音波像(別冊No.18)を別に示す。
治療として適切なのはどれか。
a プロゲスチン療法
b クロミフェン療法
c GnRHアゴニスト療法
d 腹腔鏡下右卵巣切除術
e エストロゲン・プロゲスチン療法

  • a: 10%
  • b: 17%
  • c: 36%
  • d: 19%
  • e: 16%
  • 正解:c
ベストなるほど
みん子さん2018/02/10 14:39:50
GnRHアゴニスト療法を行う目的を教えてください!
Dr.Xさん2018/02/15 11:55:25
卵巣内膜症性嚢胞の悪性を考える一つの目安は40歳以上で4cm以上の所見です。
超音波所見で右卵巣が正常大で症例文に内部エコーは均一とあるので悪性を考えません。
内膜症を強く疑う症例ではありますので挙示希望がなく本人の強い摘出希望があり術中所見で内膜症性嚢胞を認めれば摘出の検討の余地はあります。